自宅の倉庫で長年ホコリをかぶっている車だったり、故障したっきり放置してしまっている車など、動かなくなってしまった車を所有されている方はいくらかいらっしゃるでしょう。
そういった車は、邪魔になるので処分したいと考えるでしょうが、如何せん不動車になってしまっている以上、自走でどこかに移動させる事ができません。
そこで、今回はそういった不動車の処分方法についてご紹介いたします。


一番簡単でお得な方法は廃車買取!
通常、そういった動かなくなった車の廃車には様々な費用が必要になるのですが、これを簡単な手続きでしかも無料で行える方法があるのです。
それは「廃車買取業者に申込」という方法です!
廃車買取業者とは、その名の通り廃車の買取を行う業者の事で、そのほとんどが無料で車の引き取りを行い、その車を解体業者まで運搬してくれるのです。
もちろん、廃車買取業者を利用する場合には、注意点なんかもございます。
手数料が無料な業者を選択
この廃車買取業者という括りですが、実は業者間でのサービス内容は統一されたものではなく、それぞれで設定されて独自のサービス内容である事がほとんどなのです。
もちろん、各社を比較して同じサービス内容を提供している業者もいますが、車の輸送費が有料だったり、基本的には輸送費無料だが対象車が不動車だった場合のみ別途費用が必要になる業者なども存在するのです。
それとは反対に、不動車であってもレッカー手配の費用やその他廃車にかかる費用が全て無料で設定されている有料業者も存在するのは確かです。
ただ、そういった手数料が完全無料の業者は全体的に少数派ですので、申込をされる場合はそういた費用面について事前に確認された状態で申込を行うようにしましょう。
廃車無料.comがおすすめ
とはいえ、「さぁ、手数料無料の業者を探してください!」と言われても、かなり面倒くさい作業になる事でしょう。
そこで、当社が調査した結果、不動車であっても絶対に費用がかかる事がない業者として、廃車無料.comをオススメいたします。
この廃車無料.comという廃車買取業者は、手数料が完全無料で設定されている数少ない業者で、しかも海外販路を持っている珍しい業者です。
海外販路を持っている買取業者のメリットは、通常の廃車買取業者よりも買い取った車の活用方法が豊富であるため、より高値で買取を行ってもらえる事が可能なのです。
しかも、ただ海外販路を持っているだけの業者だと、1回の輸送に対する取引量が少ないことから、そこで得られる利益に対する運送費の割合が高くなるので、買取額も落ちてしまうのに対し、廃車無料.comの場合は廃車買取業者の中で1番の取引量のため、そういったコストが少なくて済むのです。


廃車買取以外の選択肢
一番おすすめな方法をご紹介し終えている状態ではありますが、念のために他の方法についてもご紹介しておきましょう。
とはいっても、手間や費用の面で上記でご紹介している方法以外の選択をされるメリットは何もないので、おそらく何かしら事情がない限り廃車買取業者を利用することになるでしょう。
自分でレッカー車を手配
車が動かなくなってしまっている理由にもよりますが、基本的には不動車の移動にはレッカー車や牽引車の手配が必要になります。
もちろん、動かない理由がバッテリー上がりやガス欠、タイヤのパンクなどであれば自力で頑張って自走できる状態にまで復帰させる事は可能でしょうが、エンジントラブルだったりスターターの故障の場合は素人では回復させる事はほぼ不可能です。
なので、諦めてレッカー車や牽引車の手配を行うことになるのですが、これがまた高額なことが多いのです。
レッカー業者次第ではありますが、高いところで3万円ほどの費用が必要になることもあるのです。
当然、レッカー車や牽引車を手配して運ぶ先は解体業者ですので、そこから廃車に向けた手続きを行うことになるのです。


諦めて車体を放置
もう一つの廃車買取以外の方法は、移動や解体を諦めてそのまま車体を放置するという選択肢です。
もちろん、私有地内での話でそこら辺に放置すると放置車としてお巡りさんのお世話になる事になりますので、その点は気をつけましょう。
なお、私有地内で放置するといっても、その車の登録情報自体は抹消しないと、そのままずっと税金(自動車税や重量税)が課税されますので、運輸支局(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)にて名義情報だけを抹消する一時抹消登録という手続きを行いましょう。
なお、運輸支局も軽自動車検査協会も平日の夕方までの営業時間となっていますので、サラリーマンの方が自力で手続きに向かうのは基本不可能です。


車検切れの不動車には要注意
バッテリー切れ、タイヤ周りの故障、エンジントラブルなどの不動車を廃車(処分)する方法については、上記のように廃車買取業者もしくは自分で輸送業者の手配で行う事が可能です。
可能ではありますが、ここにある条件が追加で加わると少し注意が必要になるのです。
その条件とは、車検も切れている動かない車の場合です。
車検切れの車は牽引車の利用不可
車検が切れている不動車だと何が問題になるかというと、実はレッカー車での輸送は同じく可能なのですが、牽引車での輸送に関しては違法行為になってしまうのです。
なので、その事を知らずに牽引車の手配を行ってしまい、そのまま輸送を行うと違反行為を行う事に、輸送前に気付けたとしても牽引車の手配料金は当日キャンセル扱いでそのまま請求される可能性が高いのです。


これは廃車買取業者の場合でも同様で、申込の際に車検が切れていることを申告せずに申込してしまうと牽引車で引き取りに来てしまう可能性がありますので、そういったトラブルを回避するために、申込時に事前に車検切れの不動車であることを伝えておきましょう。
以上が、動かなくなった車の廃車(処分)方法となります。
前述でもご紹介しておりますが、基本的に動かない車の廃車は(優良な)廃車買取業者に任せておけば、無料でレッカー車の手配を行ってくれ、さらに買取価格がつくことも多いので、問題はありません。
唯一、注意が必要なのが不動車&車検切れのコンボの場合で、同じく廃車買取業者への申込で問題ありませんが、、申込時に「車検が切れています」と一言添えることを忘れないようにしましょう。

