廃車手続きをする時に、車検証の住所と印鑑登録証明書の住所が異なる場合、必要な書類が追加になることがあります。
廃車手続きの本人が引っ越しをしている時、引っ越しはしていないが区画変更があって記載住所が違うときなど、追加書類についてこちらでチェックしてみてください。
所有者の住所が違う場合、追加の書類が必要
車検証の所有者登録されている住所と、所有者本人の現住所が異なる場合、廃車手続きを行うために必要な書類は増えます。ただしくは、住所変更があった際に登録内容の変更を運輸支局でしておかなくてはいけませんが、もしもされていない場合でも書類を追加することで廃車手続きをすることは出来るのです。

何だか廃車手続きが複雑になりそうなんだけど・・・。
どんな書類が必要なのか、ここで説明するぞい。

車検証の住所と、現在の住所が異なる場合、車検証の住所から印鑑登録証明書の住所までの移転の履歴を確認する書類が必要となります。そのため、基本的には移転の経歴が載ってくる住民票か戸籍の附票のどちらかをとる必要があります。どちらの書類をとればよいかは、車検証取得のあと何回住所を変更したかによって決まります。
車検証をとってからの住所変更が1回のみの場合住民票
車検証をとってからの住所変更が2回以上の場合戸籍の附票
戸籍の附票に、直前の住所が記載されていない場合には、住民票と戸籍の附票の両方が必要となります。では、住民票や戸籍の附票はどうやってとればよいのでしょう。
それについては、次で見ていくことにします。
住民票や戸籍の附票のとり方
住民票も戸籍の附票も役所で発行してもらわなくてはなりません。住民票は現在お住まいの役所で取得が可能ですが、もしも移転されていて本籍地にお住まいでない場合も戸籍附票は本籍地の役所に発行してもらわなくてはいけません。もちろん一番早い方法は、本籍地の役所に直接出向いて発行してもらうことですが、住所変更の結果、本籍地とは全然別の県に住んでいて遠方に引っ越された方もいると思います。それでも、ご安心ください。そういう方のためには、郵便を使って発行してもらう方法があります。
直接行く場合と郵便を使う場合について、以下に簡単にまとめておきましたので、ご参考になさってください。
直接役所に行く場合
直接、本籍地の役所の窓口に行って、発行してもらいます。本人が行けない場合は、代理人でも大丈夫です。発行してもらうときに、身分を証明できるものと認印の計2つが必要です。忘れずに持っていくようにしましょう。
郵便を使う場合
郵便で発行を請求し、住民票または戸籍の附票を郵送してもらいます。まずは、本籍地の役所に連絡して、発行を請求する書類の記載内容や手数料について、確認しておきましょう。
確認した内容にしたがって、本籍地の役所宛の郵便で請求します。住民票または戸籍の附票を郵送してもらうための返信用封筒も、忘れずに入れておきましょう。
廃車手続きが面倒な方へ
上記の方法で、引っ越しをした場合の廃車に必要な書類は揃えることができ、廃車手続きを進めることができるでしょう。今回は、車検証の住
所から現在のお住いのところまで、本籍地の移動をしていなかった時の必要な書類の取得についてご説明しました。もしも本籍地移動を伴った引っ越しをされている場合は、必要な書類が増えます。仕事の関係などで転勤が多い方などは、住所の移転履歴をたどる書類が複雑になることも。
もしも移転履歴が多くて書類が複雑になりそうと不安な方は、廃車手続きのアドバイスがもらえる廃車買取業者など、廃車を専門に取り扱っている業者へ依頼すると安心でしょう。特に、廃車買取業者に車の処分と廃車手続きを任せると、車買取をしてもらって、さらに廃車手続きも無料でお任せ出来て楽チンに廃車できるのです!