

まずは、保険が切れている車を廃車にしたい場合にはどうすればいいのか、確認してみましょう。
保険が切れている場合の対策とは?
実は、自賠責保険が切れている場合、そのまま公道を走ってはいけないことになっています。公道を走ってはいけないということは、自分で運転して持ち込めないということです。
こういう場合には、2つの方法があります。
1つ目:業者に引き取りに来てもらう
これが一番簡単なのですが、わざわざ業者に来てもらうわけですから、お金がかかる場合があります。
ただ、最近は鉄の価格が高いので無料で引取りに来てくれる可能性があるので、こちらの方がオススメです。
2つ目:自賠責保険に入りなおす
自賠責が切れているから公道を運転できないのです。
だったら、自賠責に入りなおせば自分で運転して持ち込むことができますよね。
「どうせすぐ廃車にするのに、今さら自賠責なんか掛けたってしょうがないだろ・・・」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これはいざというときの保障のためではなく、持ち込みのために入るのです。
ひと月分だけでも加入できます。この場合、自賠責の保険料が5,000円程度かかります。
車検も保険も切れている場合には?
車検と保険の両方が切れている場合には、以下の2つの方法があります。
業者に引き取りに来てもらう
保険切れの場合でも、業者に引き取りに来てもらう分には大丈夫です。ただし、車検が切れていますので、運転も牽引もできません。
そのため、積載車に積んでもらうということが必須になります。
自賠責に入りなおしてから、仮ナンバーを取得
自賠責に入りなおすのは、保険切れ対策です。仮ナンバーを取るのは、車検切れ対策です。
この両方を済ませれば、運転しての持ち込みが可能になります。
なお、自賠責に入ってからでないと、仮ナンバーは取れませんので、必ず自賠責→仮ナンバー取得の順番でやるようにしてください。
念のために
このように罰則が相当きつくなっていますので、上に書いた方法のどちらかを利用されることをおすすめします。
廃車手続きが面倒な方へ
上記の方法で車検も自賠責保険も切れている車でも、廃車手続きを進めることができるでしょう。
が、ここだけの話、廃車手続きは自分でやらない方が良いのです。
なぜなら、廃車買取業者に車の処分と廃車手続きを任せるだけで、逆にお金がもらえて手続きも無料で丸投げできるのです!
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