廃車手続きマニュアル「基本編」

「普通車」の廃車の方法をイチから解説~これだけは理解したい基礎知識~

廃車のススメ

サルのイラスト

た、たまに見かける光景なんだけど、アパートや民家の駐車場に、ほこりをかぶったままずっと放置されている車があったりするよね。あれってなんでほったらかしにされてるの?

男の子のイラスト

おそらく、古くなったりといったさまざまな理由で乗られなくなったまま、なんとなく置きっ放しにされているんじゃないかな?実は、できるだけ早く廃車にしてしまった方が、自分にも社会にもメリットがあるんだけどね・・・

サルのイラスト

え!?そうなの??
ちょっと詳しく教えてよ!
早く!早く!!

男の子のイラスト

いいけど、何かあった??あやしいな・・・まあいいか。まず、社会的なメリットとしては、車がリサイクルに回されるということだよ。廃車にしてリサイクルに回した方が、社会のためにもなるんだ。また、個人的なメリットとしては、自動車税を支払わなくて済むようになるということがあるね。

サルのイラスト

そうなの!?
実は、1年くらい家の庭に放置している車が・・・。
だって手続きとかって面倒じゃん♪
やり方だってわからないし・・・。

男の子のイラスト

ま、気持ちはわかるけど放置はよくないよ。廃車っていうと車をスクラップにするだけと思っている人いるだろうから、1から廃車手続きについて説明するね。




そもそも廃車とは?

まずは、基本から行きましょう。
ここでいう基本とは、そもそも廃車って何?ということです。

廃車とは、法律的には車籍の抹消にあたります。最初に、車を登録しますよね?あの登録を抹消するために行なうのが廃車手続きなのです。ですから廃車手続きのことを正式には、「○○抹消登録」といいます(○○には「永久/一時/輸出」のどれかが入ります)。登録を抹消するための手続きなので、こういう名前になっているのです。

実際の例で言えば、車が古くなって乗れなくなり買い手もつかない場合や、事故で損傷がひどい場合、新たな法規制に合わない、災害等で行方不明になってしまった、等の場合に廃車手続きを行なうことが多いです。この場合、自動車をスクラップにしなければ手続きは出来ません(永久抹消登録)。

また、長期の入院などで、長期間にわたって車に乗れなくなった場合に、一時的に廃車手続きを行なうこともあります(一時抹消登録)。

先にもすこし書きましたが、リサイクル法の施行により、車もリサイクルの対象となりました。そのため、法の趣旨に沿った、適切な廃車が義務付けられています。

永久抹消登録と一時抹消登録の違いとは?

抹消登録には、「永久抹消登録/一時抹消登録/輸出抹消登録」の3種類があります。このうち、最後の輸出抹消登録は業者以外にはほとんど関係がないものですので、ここでは説明を割愛させていただいて、永久抹消登録一時抹消登録についてのみ説明していきたいと思います。※ここでは普通車の場合について、触れています。軽自動車の場合に関しては、「軽自動車」の廃車の方法をイチから解説をごらんください。

永久抹消登録

永久抹消登録とは、その車に二度と乗らない場合に行なう廃車手続きです。そのため、永久抹消登録が行なわれた車に関しては再登録不可となっています。つまり、あとから思い直して「やっぱり、もう一回乗るわ」なんてことが、不可能だということです。永久抹消登録は自動車を必ずスクラップにするので当たり前ですが・・・

なお、2005年の自動車リサイクル法の施行により、永久抹消登録するには、解体報告記録日が必須となったことも、合わせて覚えておくとよいでしょう。

盗難などの場合には、永久抹消登録ではなく次に挙げる一時抹消登録にしておかれた方が、のちのち可能性が広がります。

一時抹消登録

もう一方の一時抹消登録は、あとで自動車に乗る可能性がある場合にする廃車手続きです。一時抹消登録の場合、その車をあとで再登録することが可能です。そのため、盗難などで車がなくなった場合や、長期入院・長期出張等で自動車に乗らない場合など、あとで再登録する可能性がある場合に一時抹消登録を行なうのが一般的です。

ちなみに、再登録する際には一時抹消登録証明書が必須です。これは、一時抹消登録の際にもらえるものなのですが、一度なくしてしまうと基本的に再発行不可となっています。たとえ一時抹消登録を行なっていても、一時抹消登録証明書をなくしてしまった場合には、盗難車が見つかったり、長期入院から退院しても、再登録はできないということです。せっかく一時抹消登録をしても、これではメリットがありません。一時抹消登録された場合には、一時抹消登録証明書を大切に保管して下さい。

普通車の廃車手続きの流れ

一時抹消登録

1、必要書類をそろえ、記入する
必要書類については、普通車の廃車に必要な書類はコレで全部!をごらんください。

2、ナンバープレートを取り外す
外し方については、廃車に必要なナンバープレートの外し方をごらんください。

3、陸運支局か自動車検査登録事務所に行く
軽自動車とは、行くところが違う点が注意。

4、必要分の収入印紙を購入し、納付書に貼り付ける
一時抹消登録ですので印紙が必要です。

5、ナンバープレートを返納する
返納証明書を受け取ります。

6、印紙を貼った書類を提出する
一時抹消登録証明書を受け取ります。

7、陸運支局かにある税事務所に行き、自動車税関連の抹消登録の申告をする
一時抹消登録だということを、きちんと伝えてから手続きを行ないましょう。

永久抹消登録

1・ナンバープレートを取り外す
外し方については、廃車に必要なナンバープレートの外し方をごらんください。

2・解体業者に解体してもらう
自動車リサイクル料金が未払いの場合、払う必要があります。支払った場合、支払い後に自動車リサイクル券のA券以外を忘れずに受け取っておきましょう。車の解体後、業者から解体報告記録日の連絡があります。この解体報告記録日は、陸運支局での手続きに必要なので、しっかり記録しておきましょう。

3・必要書類をそろえる
必要書類については、普通車の廃車に必要な書類はコレで全部!をごらんください。

4・陸運支局に行く
軽自動車とは、行くところが違う点が注意。

5・ナンバープレートを返納する
返納完了を確認する。「確認印」「確認シール」を受け取ります。
これらは申請書と一緒に提出することになります。

6・申請書・必要書類を窓口に提出する
自動車重量税の還付申請書が永久抹消登録申請書とコミになっていますから、一緒に記入して、提出しておきます。自動車重量税の残りが一ヶ月を切っている場合には、還付はありませんので還付申請書は記入しなくても大丈夫です。

(7・登録事項証明書の発行手続きをする)
自賠責をこれから解約する人や、自動車任意保険の「ノンフリート等級」を引き継ぐ人にだけ必要ですので、普通はする必要はありません。

廃車手続きが面倒な方へ

ここだけの話、廃車手続きは自分でやらない方がお得です。
それは、業者に任せても費用がかからないからです。
さらにほとんどの場合、買取してもらえます。

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